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-考え方と取組み-
AIGはグローバルでの企業活動において、環境に対する責任を果たし、商品・サービスに沿った活動、従業員によるボランティア活動を通じて、事業を展開する地域の発展に寄与しています。社会貢献活動においては、セーフティ(道路の安全、病気の予防、健康問題などを含む)、セキュリティ(地域の安定性を促進する経済に関する教育などを含む)、災害救援(災害対策と被災地のインフラの復興を含む)の三つのテーマに沿った取り組みを行っています。また、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンスを徹底し、責任ある倫理的なビジネス慣行の遵守に専心しています。同時に、人権を尊重し、性別、出身地、障がい、宗教、年齢、性的指向、家族構成などの違いから生まれる多様な経験を多様性として受容する「ダイバーシティ&インクルージョン」を重視することで、社員にとって働きやすい環境を整えるだけでなく、多様な視点に基づいて顧客に対する理解を深め、イノベーションの向上とリスクの低減を実現し、グローバル市場において競争力の向上を図っています。
日本においては、保険事業の持つ高い社会性と公共性を認識し、保険商品の開発から募集、保全、保険金支払いまで、各オペレーションにおいて企業の社会的責任に関する視点を取り入れているほか、拠点を置く地域社会との共生のため、各地域のニーズに合った活動を展開しています。ダイバーシティ&インクルージョンに関しては、経営陣を中心メンバーとするカウンシルを組織し、「ジェンダー」「ワークライフバランス」「障がい」「ジェネレーション」「LGBT」における取り組みを主に推進しています。また、従業員が自発的に情報交換やネットワーキングを行う活動を推奨しており、「Working Families」「Women & Allies」「Young Professionals」の三つのグループが活発に活動を行っています。
AIGの日本における活動にグループの一員として参加するほか、アメリカンホーム医療・損害保険株式会社として下記の活動を行いました。
2014年3~4月
沖縄の市民劇、劇団O.Z.E公演「飛べ!琉球鳥人」に協賛
当社は、当社コールセンターが所在する沖縄の地域貢献活動の一環として、那覇市文化振興事業「アメリカンホーム保険presents 劇団O.Z.E公演『飛べ!琉球鳥人』」に協賛し、収益の一部を除いた金額を沖縄県交通遺児育成会と、沖縄県立南部医療センター・こども医療センターに寄付しました。
「アメリカンホーム保険presents 劇団O.Z.E公演『飛べ!琉球鳥人』」の演劇は、一般公募により選出された県内の一般学生、社会人の方が出演する市民参加型の公演で、県内有数の演出家である真栄平仁氏が脚本と演出を手がけ、2日間4公演を演じました。沖縄県の文化継承や、公演の練習で行われる「表現教育」を通して、コミュニケーション能力・創造力・表現力・協調性を養成すること、演劇を通じた自己実現、達成感の経験などを狙いとしており、那覇市文化振興事業として、那覇市市民文化部文化振興課より承認されています。
2014年9月
「アメリカンホーム・ダイレクトキッザニアナイト!」
小児がんと闘う子どもたちとそのご家族を「キッザニア東京」にご招待
当社は、2006年に日本でのキッザニア第一号施設となるキッザニア東京がオープンして以来、「消防署」パビリオンのオフィシャルスポンサーとなっています。2014年度は5回目となるスポンサーデーイベントを開催し、小児がんの子どもたちとそのご家族、計623名をご招待しました。
免疫力が低くなっていることが原因で、不特定多数の人が集まるエンターテイメント施設に出向くことが難しい子どもたちやそのごきょうだい、ご家族に、キッザニア東京を貸し切りでゆったりとご利用いただいています。また、子どもたちの体調の変化にすぐ対応できるよう、医師、看護師の方に会場で待機いただくことで、ご家族にとっても安心して楽しい時間を過ごしていただけるような配慮をしています。参加者の募集については、小児がん患者の「緩和ケア」を主に支援している認定NPO法人シャイン・オン・キッズにご協力をいただきました。
2015年1~3月
富山で「グロリアスデイ」を開催
富山県内の児童発達支援センターの子どもたちとそのご家族に、
笑顔輝く特別な体験を
当社は、2005年に富山市にコールセンターを開設して以来、富山県内での地域貢献活動を積極的に行っています。2011年から、富山ガラス工房と共に、子どもたちに参加していただけるユニークな企画を実施しており、2013年からは富山市ファミリーパークともタイアップした企画にしています。
2015年は「いのちの星の仲間たち」というテーマで活動を行いました。1月から3回にわたり、障がいのある子どもたち65人と、ごきょうだい・保護者の方など合計141人を富山市ファミリーパークにご招待し、動物や生き物について学んで触れ合い、絵で表現するという体験教室を開催しました。子どもたちが描いた絵をもとに、富山ガラス工房のスタッフが9センチ角のガラスパネルを120点製作し、富山市ファミリーパークの「やまねこ口(ぐち)」を囲うフェンスにガラスパネルを恒久展示しました。富山県だけでなく、富山福祉短期大学にも後援いただき、官・民・学一体となった取り組みとなりました。
2015年4月
世界自閉症啓発デーに協力
当社は一般社団法人 Get in touch(東京都港区、代表:東ちづる)の活動への協力を通じて下記の問題意識を持ち、世界自閉症啓発デー※に行われる同団体の活動や、各地の自閉症啓発団体の活動への協力を2013年に開始し、継続しています。
3年目の協力となる2015年は、内閣府、厚生労働省などが後援する「ライト・イット・アップ・ブルー Japan 2015」の共催企業として、ブルーにライトアップされた各地のモニュメントの近くでキャンドルの提供とボランティア活動を行いました。
※世界自閉症啓発デーとは2007年の国連総会において、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とすることが決議され、自閉症を理解してもらうシンポジウムなどの取り組みが行われています。またこの日、世界の各地で、ランドマークがシンボルカラーであるブルーにライトアップされます。
(ご参考:世界自閉症啓発デー日本実行委員会<公式サイト>
http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/ )
【協力内容】各拠点での活動は下記のとおりです。
東京
沖縄
富山
大阪
神戸
札幌
※このページに掲載された2014年3月31日以前の情報は、アメリカン・ホーム・アシュアランス・カンパニー(日本支店)に関するものです。